渡豪前から英語ができたのか?


カフェでよく聞かれる質問があります。

「オーストラリアに行く前から英語得意だったんですか?」

今日はこの質問に答える形でブログを書いてみようと思います。


答えは「はい」。

ただその「得意」は考え違いも甚だしく、実際オーストラリアに行ったら何にもできないぐらい通じないし聞き取れなかった!

じゃぁどのように私は当時「はい、英語得意です!」と思っていたのか。


どうやって英語の勉強をしたか2 ←渡豪まえの学習についての昔の記事


どうやって英語の勉強をしたか3 ←渡豪ちょくごの学習についての昔の記事


とりあえず英語は好きでした。

英検準1級に何回も落ち続けて、留学直前に合格できたというレベル。

ただ、文法と単語は独学で、センター試験満点レベルにはこぎつけてました。

この段階でTOEIC760ぐらいだったんじゃないかなと思います(渡豪前はTOEIC対策はしてませんでした)。

今から考えるとやばいですが、海外で最も必要な「スピーキング」「リスニング」が抜け落ちていました。


そして海外へ・・・

(2008年)


オーストラリアに行ってすぐ、何回も聞き取れなくて、スーパーに入るのもビクビク。

システムが違うし、でもそんなのわかんないし、レジ前の流れるベルトコンベアにカゴを置いたらめっちゃ怪訝な顔をされた!


【そのコンベアに自分でカゴから商品を出して流すんだよ~>昔のケイコさん。】


私の置いたカゴから解せない顔でひとつずつ商品を取り出してピッ、ピッてしてくれましたけどね、レジの方。


緊張しすぎて他の人がどうしているかを観察することもしなかった( ;゚д゚)


それが最初ですが、だんだん慣れてきてレジでは聞き取れないけど笑顔でYesって言っとけばダイジョブ!なんて実体のない自信がついたころ・・・


何回か見たことのある店員さんが早口で何か言った。

いつも通りに笑顔でYes!

するとまた同じことを言った。きっと当店のポイントカードはお持ちですかみたいなことを聞いてるんだろうけどよくわからんからYesでいいやとまた笑顔でYes!

(カードは持ってない。でもNoというよりはトラブルが少ないだろうとどっかの本で読んだ!)


そうすると今度はとても怪訝な顔をして、「鞄の中身を見せてください」「セキュリティチェックです」みたいな言葉を言ってきたのが聞き取れた。



ん?

コイツは私が万引きをしたと疑ってるのか?!


はー、何なんだよ、何回もお互い顔を見合わせてるのにコレかよ・・・と思いながらレジで自分のリュックサックを開ける。


「あ、OKです」みたいなね、ことを言ってたと思うよアイツは。


レジ係「セキュリティのためお客様のお荷物を確認しております」

私「Yes!(ニコニコ!通り過ぎようとする)」←不審すぎる~


※もしかしてこの人毎回これを私に言っていて、私に無視されてて「今回こそは」と私を止めたのかもしれない・・・!?!?


いやでもこのかばんの中身チェック、オーストラリアでは当たり前のことなんですよね。

大きめの荷物を持って買い物してたらたまに言われる。

ただ!

アジア人をターゲットにしてるというのはすごく思った。

いろんなシーンで・・・(横道にそれるのでここでやめる)。




買い物系の話から、もうひとつ。

探しものをしていて「~ありますか?」と聞いても通じないことが何回もありました。

そのうちのひとつPrawn。

オーストラリアでは、海老のことをshrimpじゃなくてprawnって言うんですよね。

shrimpというとオキアミみたいなのを指すらしい。

で、prawnですが。

「キャ、キャナイハブ that プラウン?(Pleaseをつけずに注文してた時代!なのでちょっと横柄に響いたのかもしれない?)」と勇気を出してデリ(スーパー内のハムや海産物を売っているコーナーで、日本のデパ地下みたいな感じかな)で注文したんですよね。

もちろん指さして。

ここでまた怪訝な顔をされ。


「Oh, you mean プ ロ ー ン?!」

とスーパーの店員さんに発音訂正され恥ずかしかったですが、この時はなんとか必要なものが手に入ったのでよかったです。

まぁこういう出来事があると、以降絶対に発音間違えないですよね( ´∀` )

(しかしデリ恐怖症にはなるわな。)

=========

という風に、間違いや失敗を繰り返しながら、生活の中で英語を身につけていきましたよ~。

スーパーに行かないわけにはいかないですからね。


英語は「上手い人が勝つゲーム」ではなく「あきらめない人が勝つゲーム」!


そしてセンター英語が何点でも、スーパーのやり取りにはきっと関係なかったと思います。

逆に、文法ができる分、「私はできるのになんでこんな思いをしないといけないのか!」みたいに感じることはありましたよ。

(なんでってもちろん「できてないから」なんですが。)


そんな体験を通して作り上げた英会話カフェがaka tombo coffeeです。

もし、渡豪前にこんな場所があれば、私もコミュニケーションについてもっと感覚が身についたのにな、と。

なので英語に興味がある人も、英語にビビってる人も、話したい気持ちが1ミリでもあれば来てみてくださいね(。・ω・。)ノ♡

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